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サンタクロース

12月になり寒さが一段と厳しくなってきました。

年末のイベントと言えばクリスマスですね。

今回はクリスマスと医療に通じる考えについて書いていこうと思います。

 

1:サンタクロース

クリスマスの象徴的な存在がサンタクロースです。

サンタクロースは4世紀頃、東ローマ帝国小アジアのシュラ(現在のトルコ)で活躍したキリスト教の司祭、聖ニコラウスに由来していると言われています。

聖ニコラウスの伝承に貧しい家庭の娘たちのために金貨をそっと窓から投げ入れ、その金貨が偶然靴下に入ったという逸話があります。

このエピソードが各地で語り継がれるうちに、聖ニコラウスはクリスマスの夜に贈物を届けるサンタクロースという神話化されました。

 

2:ヒポクラテスの誓い

ヒポクラテス(紀元前460年頃~紀元前370年頃)は“医学の父”と呼ばれる古代ギリシャの医師です。

ヒポクラテスは医学を「呪術」から「科学」に基づいた考えを提示し医師の理論(プロフェッショナリズム)を重視しました。

そんな彼と弟子たちによって作成されたのが「ヒポクラテスの誓い」です。

ヒポクラテスの誓いは、当時の医療行為がまだ体系化されておらず、占い・呪術・民間療法が混在していた時代に、「医師は患者に害を与えてはならない」「医療は倫理と良心にもとづくもの」と明確に定めており人類史上もっとも初期の医療倫理規範と言えると思います。

誓いの中には、

・患者に害を与える行為を拒否する

・正しい医療を行う

・患者の秘密を守る

など、現代の医療安全・倫理につながる内容が含まれています。

 

 

ヒポクラテスの誓いは現代の医療に通じる寄り添う医療の原型と言えると思います。

クリスマスと言えばサンタクロースが連想され煌びやかで賑やかなイベントの象徴的な人物となっています。

しかし、キリスト教の司祭が貧しい家庭に贈物を届けるという寄り添う気持ちからサンタクロースは生まれました。

 

医療とサンタクロースは関係なさそうですが寄り添う気持ちを大切にするという根本は通じる所があると思います。

 

皆さまよいクリスマスをお過ごし下さい。

 

作成:臨床工学技士 綱川

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