お知らせ

[透析患者様向け]サン・マット製品のご案内

当院では新たにサン・マットを20セット購入しました。

サン・マットは遠赤外線により体の芯から温まる事により血行が良くなります。血行が良くなることにより神経痛、筋肉痛の痛みの緩解・疲労回復に有効である機器となっています。
更に、筋肉の疲れ・筋肉のこりを解す。胃腸の働きを活発にする作用もあります。

透析中、シャントに穿刺針が留置されているため体を動かさず我慢される方はいらっしゃいませんか?
サン・マットは遠赤外線により横たわった時に気持ちいい安心感と血行改善により体の張りに伴う痛み改善に効果が期待できます。

サン・マットとはなんだろう?どうやって使うの?など、疑問に思う事をまとめていこうと思います。

1:サン・マットとは?

サン・マットとは温熱療法機器の事を表しています。
サン・マットは遠赤外線を使用しているため体に熱を吸収させます。そのため、体の中から温かくなります
以下に本体を掲載します。ご家庭で使用される電気カーペットに似ていますね。

2:遠赤外線

遠赤外線は以下に示す波長域となっています。

可視光線とは人の目で見ることが可能な光の事を表しています。

可視光線よりも波長が短いものが紫外線になります。紫外線は皮膚に日焼けなどの障害を及ぼしますね。つまり、波長が短いのは皮膚表面に作用しやすい特徴があります。

可視光線よりも長いものが赤外線になります。赤外線の中には近赤外線・中赤外線・遠赤外線があります。
波長が長いのは体の芯部へ作用しやすい特徴があります。この遠赤外線がサン・マットに使用されています。皆さんも遠赤外線を感じられる方法があります。皮膚に触れない程度に手をかざすと温かみを感じませんか?それは、人体から遠赤外線が出ているからです。そのように遠赤外線は人体からも出ていますし温かいエネルギーを持っている波長といえます。

3:電気カーペットとの違い

電気カーペットとの最大の違いは熱がどの様に作用するかです。電気カーペットの場合は電熱線(熱源)からの熱が皮膚表面に伝わります。全身では温かさを感じにくく、設定温度を高くする傾向があります。そのため、長時間使用すると低温やけどなどの危険性があります。


サン・マットの場合は遠赤外線が体の芯から温まるため設定温度をあまり上げなくても十分な作用を感じられます。そのため、体全身の温かさを感じることができます。更に、遠赤外線は低温やけどを生じにくいと言われています。当院で使用されている患者様ではサン・マットの設定1(マットの温度目安:約27℃)でも温かさを感じて満足されている方もいらっしゃいます。


患者様でサン・マットを使用希望の方は遠慮なくスタッフにお声掛けください。

[注意点]
1時間以上連続して使用する場合はサン・マットの上に毛布などを敷くことが推奨されています。熱源となる物に直接寝ない意味もありますがサン・マットは意外と硬いためそのまま横になると腰が痛くなるかもしれません。使用希望される方は毛布などを持参されると快適な透析時間を過ごせると思います。

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