ガス発電機の増設をしました
大震災の教訓から災害に備えて、軒下在庫や劣化の少ないLPガス非常用発電機の導入しておりましたが、クリニックの増築により透析機器全台カバーできていませんでした。
今回のガス発電機の増設により、この地域が停電し、完全にブラックアウトになったとしても、当院では63台の透析ベッドが同時に稼働し続けられるようになりました。
これは、当院の透析患者様の治療に責任を持つという意味合いだけではなく、 発電機がない周辺地域クリニックの患者様の治療責任を有事の際には請け負うんだという意味合いが生じたと考えています。
戦争や自然災害など、今の我々にはさまざまな危機がせまっています。
もちろんそのような有事がないことを祈りますが、 「どんな環境下においても、地域医療に貢献し続ける」 その気持ちをもって取り組んでいきたいと思っています。
発電機1号機と2号機の稼働時間は以下です。
燃料消費(負荷最大時)
バルクタンク容量(満タン980kg時) 30時間
バルクタンク容量(半分 490kg時) 15時間
燃料消費(負荷60%時 実際の燃費に近い計算)
バルクタンク容量(満タン980kg時) 50時間
バルクタンク容量(半分 490kg時) 25時間
※ガスタンクにガスを補給し続ければずっと動きます。