腎代替療法相談外来開設のお知らせ
当院では腎代替療法についてのご相談を承っております。ご覧になってくださっている方のなかには、医師より「そろそろ透析や移植を考えないといけません。」と言われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
慢性腎臓病は適切な治療や自己管理によって、進行を遅らせることが可能な場合があります。しかし、現在の医療では進行を完全に止めることは出来ずにそのほとんどが、末期腎不全に進行してしまいます。
慢性腎臓病が進行して腎臓の機能が5~10%以下程度の末期腎不全になると透析や移植などの腎代替療法が必要です。
腎代替療法には血液透析や腹膜透析などの「透析療法」、生体腎移植や献腎移植の「腎臓移植」があります。
これらのうち、自分にもっとも合った治療方法を選ぶ必要がありますが、どの治療法が自分に合っているかわからないこともあると思います。
治療の内容や今後の生活の変化などさまざまな不安もあるなかで、ご自身やご家族だけで治療方法を決定することは容易ではありません。
当院には腎代替療法における専門的な資格を有したスタッフがおりますのであなたが今後、腎不全の治療と共に豊かな療養生活が送れるよう、治療方法の選択をするお手伝いをさせていただければ幸いです。
「腎代替療法ってどんなものがあるの?」
「透析は絶対にしないといけないの?」
「治療費はどれくらいかかるのだろう」
どんな些細な疑問や不安でもお気軽にご相談ください。
腎代替療法相談外来
毎週火曜日(祝日を除く) 午後
予約制になりますので受付、お電話またはWEBでご予約ください。
*2回目まで相談料500点(3割負担で1500円)をご負担いただく必要があります。
*当院を初めて受診される方は以下の2点をご持参ください。
1)3カ月前までの直近2回分の血液検査結果 eGFRの記載があるもの
*eGFRが30ml/min/1.7㎡以上の方は腎臓内科の通常診察へご案内になる可能性があります。
2)お薬手帳や処方箋など内服内容が分かるもの
腎代替療法専門指導士
慢性腎臓病療養指導看護師 山田 浩史