一般事業主行動計画を策定しました
当院は、2021年5月8日に一般事業主行動計画を作成いたしましたので、院長の思いと共にこちらに公表いたします。
院長の思い
~妊娠・出産・育児をサポートできるクリニックになることを宣言します~
女性の社会進出は当然のこと、最近では働き方改革が提唱され、男性も育休をとることも可能になりました。しかし、医療の現状はどうでしょう。多くのクリニックレベルでは、経営状態悪化の懸念から、産休育休中の代理人員の雇用をする余裕がないため、結果的に妊娠が分かった時点でその職員に退職を勧告することが多々見られます。
当院は、貴重な若い人材が子育てをしながらキャリアアップができるようなクリニックを今後できるかぎり目指していきたいと思っています。
一般事業主行動計画とは
次世代育成支援対策推進法に基づき、企業が従業員の仕事と子育ての両立を図るための雇用環境の整備や、子育てをしていない従業員も含めた多様な労働条件の整備などを行うものです。
おぐら内科・腎クリニック 育休復帰支援行動計画
全ての職員が仕事と子育てを両立させることができ、全員が働きやすい環境を作ることによって、その能力を十分に発揮できるようにするため、次のように行動計画を策定する。
1.計画期間
2021 年 5 月 10 日~2024 年 5 月 9 日までの 3 年間
2.内容
目標1: 子どもが産まれる男女職員へ、産前産後休業、育児休業、育児休業給付金、
育休中の社会保険料免除など制度の周知を行う。
<対策>
● 2021 年 5 月~ 制度の周知(マタハラや不利益取り扱いの禁止を含む)、就業規則の改定、公的機関のパンフレットなどを配付・回覧し社員へ周知を行う。
● 2021 年 5 月~ 管理職への研修を行い、制度対象者が育休を取得し、復職するための職場マネジメントは管理職の重要な責務の一つであることを認識していただく。
目標2:妊娠中や産休・育休復帰後の職員のための相談窓口を設置する。
<対策>
● 2021 年 5 月~ 相談窓口の設置について社員への周知
● 2021 年 5 月~ 人事面談を一人一人行い、育児との両立等を行う上での悩みを吸い上げ、組織運営に役立てる。
● 2021 年 6 月~ マタハラなど、職場内でのハラスメント防止のための研修
を行い、職員の意識改革を図る。