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どうやって血圧を測定しているの?

血圧の起源は今から300年ほど前に馬の左頸動脈にガラス棒を挿入したことが始まりだという事は知られています。
私たちが血圧を測定する時に、毎回血管に針を刺したりはしていませんよね?
では、どんな原理で血圧を測定しているのでしょうか?

1:血圧はどこで測定しますか?

私たちが血圧を測定する時は上腕に血圧計を巻きつけます。
椅子に座っている時やベッドで横になっている時も上腕が使用されます。
これは、上腕の位置が心臓の高さと同じくらいだからです。

2:測定原理

血管に針を刺さずに血圧を測定する方法を非観血式と言います。
様々な方法がありますがここでは「オシロメトリック法」について記載します。
血圧計は始めに空気で上腕を加圧します。その時に、上腕動脈を圧迫します。
次に加圧した空気を少しずつ抜いていきます。そうすると上腕動脈の血流が再開します。
血流が再開する時に血管壁に振動が伝わります。
振動の最初を収縮期血圧(最高血圧)で振動が無くなる時を拡張期血圧(最低血圧)と言います。
この様にして上腕に巻いただけで測定しています。

3:昇圧法・降圧法

オシロメトリック法には「昇圧法」と「降圧法」という2つのパターンがあります。
オシロメトリック法という聞きなれない文字が出てきて、更に「昇圧法」と「降圧法」という方法まで出てきて混乱しているかもしれませんね。

 

一般的に使用されている「降圧法」から説明します。
降圧法は文字通り圧力を降ろしていく方法です。

「2:測定原理」のオシロメトリック法で説明したように始めに高い圧力まで上腕を加圧してその後少しずつ減圧していく方法です。
始めに高い圧力を加えた時に上腕の痛みが感じる方がいます。

次に、「昇圧法」について説明します。
昇圧法は文字通り圧力が昇っていく方法です。
上腕に血圧計を巻いたら低い圧力から血圧を測定していく方法です。
原理的にこちらの方法は圧力を加えた時に感じる腕の痛みはあまりありません。

 

今回は血圧測定の原理について書いてきました。
今回のオシロメトリック法が一般的に販売されている血圧計に採用されています。
血圧の起源から考えれば血圧計を腕に巻いて短時間で測定できるのは凄いことですね。

 

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