コラム

その他

栃木県腹膜透析研究会に参加してまいりました

先日、宇都宮のライトキューブで開催された 『第1回 栃木県腹膜透析研究会』 に参加して参りました。

今回の研究会は「栃木県における腹膜透析の再構築」をテーマに掲げ、県内の腹膜透析医療の発展と普及を目指して、職種や施設の垣根を越えて情報交換・意見交換を行う場として開催されたものです。

腹膜透析は身体への負担が少なく、ご自宅で行える優れた治療法ですが、全国的に普及率が高いとは言えず、特に栃木県では実施患者数が少ない状況です。 そのような背景もあり、158名もの参加者が集まり、熱意ある発表が続いた大変有意義な研究会となりました。

当院からは、院長、看護師長、加藤技士に加え、非常勤の金井医師、青柳医師が参加しました。

私も「PD導入後に発症した末梢血好酸球増多を伴う掻痒コントロールに難渋した1症例」という演題で発表させていただきました。

内容を簡単に申し上げますと、 腹膜透析導入後に出現したなかなか治らない発疹・かゆみに対して、皮膚科で処方されたデュピルマブが効いたのでその理由を検討した症例報告 です。

掻痒(かゆみ)は透析患者さんに起こりやすい合併症のひとつで、複数の原因が重なるため治療が難しいことがあります。 かゆみは我慢が難しく、無意識にかいてしまうことでさらに悪化したり、見た目の変化や睡眠障害などで生活の質を大きく損なったりすることもあります。

今回使用した薬剤はすべてのかゆみに効果があるわけではなく、適応となる疾患が限られますが、治りにくい発疹やかゆみでお困りの場合は、一度皮膚科受診を検討していただくのも良いかもしれません。

 

当院皮膚科の紹介(ページ下方)

美容診療

 

今回の研究会を通じて、腹膜透析に対する多くの方々の熱意を感じ、大変刺激を受けました。 今後も栃木県における腹膜透析の普及に貢献できるよう、より一層努力して参ります。

 

「腎臓が悪くていずれ透析が必要と言われている」 「血液透析を受けているが、腹膜透析について知りたい」 など、腹膜透析にご興味のある方はお気軽にご相談ください。

 

腎代替療法選択外来の紹介

https://www.ogura-cl.com/info/20230315/

 

作成者:看護師 山田 浩史

ページトップへ